最近見たアニメの感想「とらドラ!」

とらドラ! ★☆☆☆☆
最近の「最後まで見たアニメ」の中では、ズバ抜けて面白くない「不快なアニメ」でした。

一言で言えば、「わがままで身の程しらずのぬるいガキどもが、ずっとウジウジし続けるどうでも良い話」です。
多数のキャラがみんなぬるいバカガキなのだけども、その中でも主人公が最も傲慢で間抜けなクズ。
それなのに、意味不明にハーレム状態でモテまくっている。
あまりにもご都合主義で視聴者をバカにしている。

主人公で一番不快に感じることは、

ひとり親で必死で自分を養ってくれている母親を終始名前で呼び捨てにしていること。
母親が自分を名前で呼ぶように求めたのだとしても、それなら母親を呼ぶときだけ呼び捨てにするのが普通であって、心の中での呼び方や、友達と話すときまで母親を呼び捨てにするわけがない。作中ではいかなる場合でも親を呼び捨てにしており、要するに親を子供扱いしている。
信じられない傲慢さだ。

親の庇護のもとに十数年、安穏と生活して来ただけのガキが、人生の苦難に耐えて自分を育てている母親に対して、幼稚な理屈と思い込みでもって傲慢に説教しているシーンがあり、これはさすがに我慢の限界を超えている不快さでした。