哺乳瓶に消毒は、やりすぎると害になる。

しばらく前から哺乳瓶を毎日殺菌することが、普通になっているのだが。
これって、どうやら間違いだそうだ。
間違いというか、不自然な育て方。

元々は、病院で乳児にミルクをやる際に、多数に乳児を扱うから感染症予防のために殺菌していた。
それを企業が商売のネタとして、一般に普及させたようだ。

しかし生物にとって環境に常在している細菌は普通の存在であり、それを前提として免疫力が発達、機能するようになっている。
それなのに乳児期に徹底的に細菌との接触を遮断して、その代わりに化学薬品や乳製品などの別生物のタンパク質を大量投与したら、免疫の発達に悪影響が出るに決まっている。

 

もちろん、殺菌するな、ということではなくて、やりすぎるな、ということ。

普段から清潔にしてさえいれば、しょっちゅう殺菌する必要はない。