電磁波過敏症など現代病について思った

ネットで電磁波過敏症の番組を見て思った。人間はもともと電磁波を微弱に感じ取る能力があるが、役に立たないので無視する(封印する)能力が備わっているのではないか、と。
電磁波過敏症の人は、無視する能力が何かの原因で壊れてしまい、電磁波に対して、アレルギー反応を起こすのではないか。

電磁波は簡単なアンテナと半導体で検出できる。体内に浸透沈着している金属粒子が神経細胞にも取り込まれていれば、多少は電磁波を感じるとしても不思議はない。
でもそれは役に立たない感覚なので、乳幼児の成長過程において、その感覚を無視するように神経や脳が順応しているのではないか。

乳児期に自然にある雑菌と隔離されすぎていると、免疫機構が正常に成長せず、大量摂取する牛乳や花粉などのタンパク質に異常反応するようになる。それがアトピーや花粉症の原因だと言う説を知っている。

電磁波過敏症化学物質過敏症も、それと似たようなメカニズムで起きているのかもしれない。

免疫機構や順応機構に異常があって発生する病気は、たいてい決定版の治療法がない。
症状が出てない普通の人には、その病気の辛さや不便さは想像されくく理解されにくい。
電磁波過敏症などの非常に稀な病気だと、生活はかなり大変だろうなと思った。